2018.12.25

ハイアット・リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄 インタビュー3:ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 


2018年8月に開業した、ハイアット リージェンシー

瀬良垣アイランド 沖縄  は、沖縄本島の有数の

リゾート地域、恩納村に位置します。

今回、ワークテクトは、共用エリア、レストラン、客室、

スパなど施設内全体の照明デザインを担当しました。

このプロジェクトに関わる、事業主の東急不動産株式会社 、

インテリアデザインを担当した有限会社

橋本夕紀夫デザインスタジオ(HYDS) 、

オペレーターであるハイアットリージェンシー

瀬良垣 アイランド 沖縄、それぞれにインタビューを

施行しました。その各ポジションの”光・照明”、”インテリアデザイン”

ホテル環境”についての考えを紹介していきます。

URL: https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-regency-seragaki-island-okinawa/okaro

写真:Jimmy Cohrssen

 

ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド

沖縄 プロジェクト: Lighting Design の視点から、

リゾートホテルの環境つくりについて

 

【自然光と人工光がつくる特別な時間】

( W: 株式会社ワークテクト  , SHR : ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 )

W: 開業されて、ゲストの皆さんの反応はいかがですか?

SHR : 自然光が充分に入ってくる開放感ある

ロビーラウンジ、沖縄の美しいロケーションも

相まってこのホテルらしい雰囲気をつくっていると

思います。ゲストの方々にはホテルに入ってきた

瞬間から、リラックスできる雰囲気を

感じてもらえているようです。

 

W: 照明についてはどのように感じていますか?

SHR : インテリアのコンセプトに『移ろい』という

キーワードがあります。これを象徴するような

雰囲気を体感できるのがロビーラウンジ。

朝、昼、夕方、夜と変化する光と影の強弱が

時間の流れを現しています。自然光と照明に

よる間接光が、館内にいながら自然光の下で

1日を過ごしているような気分をもたらしてくれます。

 

W: このホテルの中で、オススメのポイント、他のホテルとは違うところはありますか?

SHR : ハイアット リージェンシーの

コンセプト【コネクト】。ゲスト同士のつながり。

沖縄の文化や風土とのつながり。外と内の融合で

創りだすボーダーレスな雰囲気が、ハイアット

リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄にはあります。

また、他のホテルでは体験できない【ウェルネス】を

中心に広がっていくアクティヴィティプログラム、

スパなどの充実した施設。自然光の中で、

日常の忙しさから離れ、エネルギーチャージができます。

 

W: 他に、”光”という点で、感じるところなどありますか

SHR : 客室から、日の出、日の入りの美しい景色を

見ることができます。特に、日の入りの時刻の瞬間は

祈りたくなるような美しさがあります。存在として

意識する光ではなく、空気のように空間を上手く

演出していく照明の光。人々の緊張感をほどき、

安らかな気持ちを与えていると思います。

 

都会とは違うロケーション、リゾートならではの

雰囲気を訪れるゲストに味わってもらいたい

という思いが伝わってきました。

 

そこに自然光、照明、両方の光の存在も

エネルギーチャージの要素だと理解されています。

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